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【第1話】 おもちかえり〜☆
「……帰るっ!一緒に帰るろ!」 「ソレはお持ち帰りしたらあかんてー! 恭ちゃ〜〜〜〜〜ん;;;」 ※酔いどれ女王様は止めても聞きません(笑) 仕方ないので、哲平ちゃんは 紳士人形ごと恭ちゃんを担いで帰れば良いと思うよ♪ |
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【第2話】 小太り紳士
…恭ちゃんって意外とマニアック?信楽焼きのタヌキとか紳士人形とか、 小太りなモノが好き?みたいな…(;´д`)? 「オレももーちょっと肉つけよーかなー」 「哲平は別にそのままで良い…ょ…」 (↑素で言いかけて、途中で自分の台詞に照れて ついつい小声になってしまう美人探偵(笑)) ※今回は何と言ってもてっぺちゃんの腹。 ムダにせくしーショットです<? |
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【第3話】 二日酔い
「うう…」 翌日の朝。 頭痛と共に最悪の目覚め。 二日酔い…ってこんな感じ? (二日酔い経験しないんで解らないす(;´д`)) 紳士人形はお持ち帰り成功したらしいw |
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【第4話】 空白の記憶
右見て。 左見て。 ………なんだ、この状況(笑) ※せんせー! ツッコミ待ちで待機してる人がいまーす! (↓ここから哲恭らぶらぶ・苦手な方はちゅーい☆↓) |
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【第5話】 「みずー」
「哲平…!? お前何やって……っ、痛ぅ〜〜〜!」グヮ〜〜〜〜ングヮ〜〜〜〜ングヮ〜〜〜〜ングヮ〜〜〜〜ン… 「ああ、あかん! ちょお待ってて、水持って来るし!」 「うううー、あったま痛…」 涙目で ※えろいえろいと言われてます(笑) エロクナイヨ!(゚ε゚) |
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【第6話】 にやにや
「ところで哲平…。お前、なんで服着てないんだ…?」 「覚えてへんの?」 「……全く……。昨夜、何があった…?」 「ふぅん…。 昨夜はあんなに積極的やったのになあ、恭ちゃん♪」 ※記憶無いって怖いね! エロクナイヨ!(゚ε゚)<まだ言うか タイトルの割に「紳士」全然出てきてないですね(笑) |
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【第7話】 今そこにある危機
「積極的…って、な…何を…」(だらだらだらだら<汗) 「恭ちゃん、水こぼすで?」 「え? ぅわぁっ! 冷た…っ!」 「…っと、危ないなぁ…。まだ気分悪いん?」 「ううう」 「仕方ないなぁ…。オレが飲ませたるな?」 「え? え? え?」 ガタッ! 「ちょ…ちょっと、今…何か物音が…」 「気のせいやて…」 ※攻撃力アップ!コマンド受付不可!! バーサク状態ですみません…。誰か止めてー!(笑) 取りあえず、おざなりに紳士でも置いとけ! |
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「ぷ…くっくっくっく…」 耐え切れずに、思わず笑い出す哲平。 「恭ちゃん…、耳まで赤い」 「〜〜〜っ!う、うるさい!」 「ええ男に迫られて、照れてくれとるん?♥ 」 「…っ! バ、バカな事言ってるんじゃない!! そんな事よりいつまで裸でいる気だ! 早く何か着ろよ!!」 「えー? 自分で脱がしたくせにー♥」 「…………。」 「ん?」 「原因………俺?」 「そ」 「昨夜? ホントに何があった…?」 「いやーん♪ そんなに真剣な目で見つめられたら照れるわー♥ 」 何があったか聞くのが怖い気がしてきた…。 ※6話と7話の間は姉さん方の愛と希望と想像力で 補って下さい(笑) 表向きには行間無しで 「からかっただけ!何も無いよ(゚ε゚)」でFA! ふー、やれやれ、ギリギリセーフ!(笑) |
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「夕べ、恭ちゃん飲みすぎてなー」 うん、それは何となく解る。 「この紳士と一緒に帰る!言うて聞かへんかってん」 これも、何と無く想像がつく。 「でな? 酔っ払ってふらふらしとる恭ちゃんと 紳士の二人を恭ちゃん家まで連れて帰ってな…」 一応…止めてくれたんだよな…。 でも全く哲平の言う事を聞かなかったのか…。 いつもの事ながら…悪いな、哲平。 「一息ついて帰ろう思たら、 恭ちゃんが「それ脱げ」言うてん」 「は!?」 「いや、だからな? 紳士担いで帰った時やろな。 俺の服が汚れてんのに気がついて… 「てっぺー、それ脱げ」って。」 「………。」 「別にこれくらいええよ、って言うたんやけど」 「聞かなかったのか、俺」 「夜中にたらいで楽しそうに洗濯しとったで?」 「………。」 「紳士も汚れてるー言うて脱がそうとしてたけど」 「いや、無理だろ」 「無理や(笑)」 …何というか…… 我ながら頭痛い……。 ※「脱げ」って言ってる所は女王さまモードですね(笑) |
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【第10話】 あわあわ
「…っくしょい! うー、流石に何も着てへんと寒いわー。…なあ、 綺麗にしてくれるのは有り難いんやけど、 オレ…いつまでこのまんまなん?」 あわあわーしゃばしゃばー☆ 「…あかん、聞いてへん。夢中やな」 「聞いてるろ」 「恭ちゃんの服借りてええ?」 「ダメ」 「なんでやのん!」 「あわあわして綺麗にする」 「このままやったらオレ帰られへんよ?」 「おー」 「泊まってええん?」 「おー」 「…恭ちゃん、紳士も綺麗にすんの?」 「おー」 「紳士は脱がれへんよ?」 「おー」 「…恭ちゃん、話聞いてへんやろ?」 「おー」 「やっぱり聞いてへんのかい!」 「聞いてるって言ってるらろ!てっぺー、煩い!」 「すんません!」 あわあわーしゃばしゃばー☆ ※なんでダダっこみたいになってるんだ(笑) |
【第11話】 お前のものは俺のもの。
「できたー」(´▽`)ノ←満足気 「おう、お疲れさん。おおきになー♪」 「………………。」 「ん?」 「てっぺー…、それ俺のふとん…」 「寒いし」 「ダメ」 「ええええー!! なんでやー!!」 「それは俺の」 「オレこのままやったら風邪ひいてまうやんか! 恭ちゃんのいけずー!」 「いけずじゃないろ!」 「なぁなぁ、全部は取らへんしー! お布団半分貸して♪ な?」 「ダメ。俺のー!!」 「ああっ!引っ張ったらあかんて!」 「や!俺のだって言ってるらろ!」 「恭ちゃんのえっちー!! いやーん!酷いわ! オレ、お嫁さんに行かれへんやんー!」 「んー…、眠い。ねる。」 「聞いてへんし」 「聞いてるろ!! わかったわかった!ふとんもてっぺーも紳士も 俺のおよめさんにするろ!」 ぐーーーーー… ************* 「…え?」 「えー? 恭ちゃんが言うたんやでー?」 「…ええええー?」 ムチャクチャだ。 嘘だと信じ…たい。 ※お嫁さんー☆ という訳で、両手に花?の朝の状況に帰結ですよ(笑) |
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【第12話】 NO.1は誰だ!
「恭ちゃん…。重大なお知らせがあるねん…」 「…? 何だ、改まって…?」 「あんな、大切な話やから…よう聞いてな」 哲平の真剣な眼差しに、思わず襟を正す。 「恭ちゃん」 「な、何…?」(ごくり) 「重婚はな、犯罪やねん…」 「は!?」 「だからな、残念やけど紳士とふとんとオレの3人(?)は 一度におよめさんに出来ひんねん…」 「えーと…」 真剣な顔するから何かと思えば…。 もうどこからツッコんで良いのか…;;; 「だから、選んで欲しいねん! 紳士か!ふとんか! オレか!」 「いや、だからな? その中の誰もお嫁さんにしないって …っていうか出来ないだろ」 「恭ちゃん…結婚詐欺も犯罪やねんで…?」 「そんな諭すように言われても…。 微妙にそこだけ正論だし。」 設定の根本が大きく間違ってるけど。 「あ、恭ちゃんがおよめさんの方がええん? イヤやな〜、それは解ってるてー! 照れるやん〜♥」 「違うだろ!何で照れるんだ!」 「え? ほなやっぱりオレがお嫁さん?」 「だーかーらー!!!」 「ま、ええやんな♥ ほな、オレが正妻でふとんが愛人で 紳士が3号さんで決まりな」 「勝手に決めるなぁああ!!!」 「………それは聞き捨てなりませんね」 おもむろに、むくり、と紳士が顔を上げる…… ※動き出したーーーーーーーーーー!!??? 風雲急を告げつつ、次回へと続く!!!! |
【第13話】 紳士の正体
「「えぇええええええええーーーー!!!!!」」 ※中から変な人が出てきました…(笑) |
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【第14話】 火花
「はっ!Σ(`・д´・ ;) 何時までも驚いてる場合やあらへんかった! ちょお待て、威! お前いつからそんな所に潜んどった!?」 「フフッ…! 最初からに決まってるじゃないですか。 ずっと真神君と二人っきり♥になる機会を待ち続けて いたのに… よりによって私が3号扱されてしまうとは。 私とした事がついウッカリ出てきてしまいましたよ☆」 「『ついウッカリ』違うわーー! 酔った恭ちゃんにお持ち帰りされる所から計算してた 言うんか…!? な、なんて恐ろしい奴や…!」 「確率で言えばそう難しい話ではありませんよ。 『真神恭介ストーカー新聞』の今日の占いコーナーで 「貴方のラッキーアイテムは紳士人形♥ ♥ 彼の方から 大胆に誘惑してくれるかも☆」と出てましたからね」 「な、なんやその新聞!! オレの許可無く何出してんねん!」 「なんであなたの許可がいるんですか!」 「オレにも1部…じゃなかった! 大体、こんなちっこい 紳士の中に入らへんやろ!どうやって入っとってん!」 「それは中国4千年の神秘ですよ☆」 「何でもソレで片付けるなぁああああああ!」 「しかし、こうなってしまっては仕方ありません。 ついでに本妻の座は戴いていきますよ!」 「させるかぁッ!」 ……………ぷち。 何かがキレた音がした。 |
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【第15話】 「空気の凍る音」
「フッ…この私に喧嘩を売ってくるとは愚かな…! いいでしょう! どちらが正妻に相応しいか勝負です!」 「…………威」 「へッ! どうしても譲れへんモンがある時はなぁ、 例え相手がお前みたいな厄介な相手でも 全力で向かっていかなあか… 「…………哲平」 ……はいっ! スンマセン!!」 それは小さい声だったと思う。 馬鹿なやり取りで遊んでいる二人の大声が、 二日酔いの頭に響いて… 「俺…頭痛いんだけど…」 なぜだろう。 さっきまであんなに勢いよく怒鳴りあっていた 二人の顔が引きつっている。 やっぱりいつも一緒に居る哲平の方が、 俺の変化に反応が早いな、とか思うと少し笑える。 「! ご、ごごごごごごめ…」 「わ、悪かったな、恭ちゃん」 ……なんでそんなに怯えてるかな。 「二人で遊んでるなら、出て行ってくれない、かな?」 せめて笑顔で、穏やかに言ってみる 「はいっ!」 「すんませんでしたっ!」 最後の「かな?」と二人の返事は同時くらいで。 勢いよく部屋を飛び出して行く。 |
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【最終話】 「お休みなさい、良い夢を」 恭介サイド
……ふう。 溜め息ひとつ付いて…布団へと傾れ込む。 「恭ちゃん怒ってしもたやんか。お前の所為やぞ!」 「何を言うんです! 元はと言えばあなたがとっとと帰らないからでしょう!」 まだ部屋の前でヒソヒソ言ってる声が聞こえる… 流石に小声だけど。 「帰らんで正解やったわ! 大体オレが 帰られへんかったんは恭ちゃんが服洗う言うて…… ああああーーーーーーー!!!」 「煩い」 「すんません!」 ぼそりと呟いた言葉に、反射的に反応する声 「おーこられた♪ おこられたー♪」 「子供か、お前は! …ってしもたなあ…。 まだオレの服、中やん…。 ちょびっとだけ入れてくれへんかなぁ…」 「フフッ、無理ですね。輝かしい朝日の中、 通勤通学の一般人や主婦の皆さんの目に晒されながら 半裸で帰ると良いですよ!」 「うわ、それはちょっと嫌かも…。 な、威…上着貸してくれへん?」 「嫌です☆ さ、私たちはそろそろお暇します。 行きますよ、倉戸!」 ごそり。 廊下の隅にナゼか置いてあった信楽焼のタヌキの中から 現れた倉戸を従え、威は颯爽と帰っていく…。 そんな所に居たんだ、倉戸さん…。 |
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【最終話】
「お休みなさい、良い夢を」 哲平サイド
「ふう…しゃーないなぁ…。 女王様の安眠を妨げる訳にもいかへんしな。 オレも帰るか。」 ほんまは…もうちょっと隣で、眠りたかったけど。 言いたい言葉を飲み込んで。 「お休みなさい、女王様。ごめんな、ほな…またな。」 もう寝てるやろなと思いながら… 閉じた扉の向こうへと声を掛け、 後ろ髪引かれる想いを断ち切って、立ち上がる。 「ん」 それでも、小さく「返事」が聞こえて。 お前はいつもそうやんな。オレが落ち込むな、と思った ギリギリの所でいつもいつも救ってくれるねん。 そんな些細な事に…思わず頬を緩めながら。 さあ、何とか家に帰って一眠りして。 起きたら、今日は何しようかな。 【紳士人形と酔いどれ女王様・完】 →NEXT QUEST 【もっと頑張れ、哲平ちゃん】 |
あとがき。
………という訳で、
「絵板に描いてたらナゼか続いてしまったよ」シリーズ第2弾をお送りします(笑)
続けるつもりは無かったのに。なんでだー!!(;´д`)
「今回は「ヒゲ」
ほど弾けてないよ!紳士お持ち帰りしてまったりして終わりだよ!」
と思ってたんですけどねえ…。ある意味「ヒゲ」
以上に弾けてますな。
いやあ、オチをどうしようかと思ってたら、とある方の
「紳士の中に威入ってたりして」の何気ない一言でこの話の方向性が
決まったよーなモンです。威入ってるなら多少無茶しても良いか!という(酷ぇ!)
しかし、 お持ち帰りしてる時点で気付け、って感じですね。
重くなかったんでしょうか<まあいいか、威だし(えー)
こんなアホな話にお付き合い、応援戴きまして有難うございます!!
激しく本編キャラと違って来てますが…_| ̄|○<ゴメンヨー
そしていつも行き当たりばったりで小話捏造してすみません;
次回シリーズ「もっと頑張れ、哲平ちゃん」
もすぐに始まってますので
(実際、こっちの最終回描くよりもスタートが速いんですが;)
宜しければ、またお付き合い下さると嬉しいです☆
それでは、どうも有難うございましたー!!
【2005.10.20 UP】