「な、何や、その跡ッ!!」

「…へ?」

「オレの大事な恭ちゃんに何ちゅう…!」

「………あの、哲平?」

「アイツら、許さへんッ!!」

「ち、ちょっと待て!! 俺はこんなの全然
平気だから! ちっとも痛くないし…、大丈夫だぞ?」

「そんなん関係あらへん!」

「関係無くは無いだろ! ちょっと落ち着けって!」

「安心せえ…お前ら仲良う纏めてぼたん鍋にしたる」


「「「ぴ、ぴぎーっ!!?」」」


「真面目な顔して何不穏なコト言ってるんだ!
可哀想に、このコたち怯えてるじゃないかッ!!」

「………やって、オレの恭ちゃんのかわええお腹が……」

「何で所有格が2ツ重なってるんだよ…。
いいから。俺は大丈夫だから、な?」

「(しぶしぶ)……うー」





「…ほな、オレも恭ちゃんのお腹に紅い印、付けてもええ?」

「…………は?」

「な、ええやろ?コイツらだけずるいやん」

「…ちょっと待て。一体何でそういう話にな…、あっ、こ、こら…ッ!」

「『大丈夫』なんやろ?」

「違…う、だろっ…! てっぺ、…捲るなっ…!!」

「恭ちゃんが自分で捲って見せたんやん?
…なあ、痛うなんかせえへんから…もっと見せて」

「何…、っや、ああっ…!」


赤い足跡よりも紅いオレの印を…。


そんなに張り合わなくったって…。お前が俺に刻む印は、他とは全然違うモノだから

ずっとこのおまけを描きそびれて
2年経ちました(しかも夏)←遅過ぎ(笑)

【2009.07.12UP】

<<元のページへ戻るよ  次のイラストへ進むよ>>