『 ごちそうさん 』
「あ〜寒いなぁ〜」
「もう11月も中旬だしな。さすがに夜は冷え込むよ。…ごくん」
「……あ〜、こんな日ぃは内側からあったまりたいなぁ〜」
「あぁ、だから帰ったら急いで具切ったりするし、
哲平は鍋とか皿とか出してくれよ。…ごくん」
「………」
「…?何だよ、こっち見て。ごくっ」
「…今すぐにあったまりたいねんけど」
「へ?」
「……ひとくち。」
「え…あ、これか!ごめんっ、気づかなくて」
「いや、さっきは俺いらんて言うてたんやし、気にせんといて」
「うん…じゃ、はい」
「わ、飲まさしてくれるん?」
「だって哲平両手塞がってるし」
「へへっ、それもそやけど…おおきに」
じ〜〜〜〜〜っ
「…どうした?飲まないのか??」
「や、飲みます!喜んで頂戴します〜!!」
ごくっ…ごくっ…
「………」
「哲平、飲みたかったら全部飲んでもいいぞ」
「なぁ、恭ちゃん…これって」
「ん?」
「間接チューやんな v」
「!」
「 …、バカなこと言ってると顔に引っ掛けるぞ」
「やーもう十分あったまったわー!…ほな、ごちそうさんでしたv」
「…ったく」
END
※わー! 間接ちゅーだー!(*´▽`)
普段なら回し飲みも別に気にしないと思うんですが、
一旦意識しちゃうとドキドキですね?
「全部飲んでいいぞ」ってコトは缶の中にはまだ残ってるんでしょうか。
恭ちゃんがこの後、どーしたかも微妙に気になりますね♪
中身が残ったままの缶を捨てられるコじゃないですし、
「間接ちゅーやねv」って言われた後に口付けるには…
やっぱ照れちゃうんじゃないでしょうかっ!<さらっと流してやれ
本当に素敵SSまで戴いてしまって…嬉しいです。
有難うございましたーっ!!
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