■ インターバル ■
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恭ちゃんの膝の上に頭預けたまま、身じろぎもせんと息殺してジッとしとると、 「ふー・・・よし、次!哲平、今度逆向け」 満足そうな女王様の声がして、肩をパシパシ叩かれた。 「え?あぁ、はい」 「早くしろ!もたもたすんなっ」 「すんませんっ」 今度は恭ちゃんの方向いて、またお掃除して貰う。 「もっとこっち寄れ」 頭抱き寄せられて、恭ちゃんの服に顔が埋まる。 背中に腕回して細腰を抱き寄せると、更にくっついて。 躯の線まで解るんは、気の所為でも何でも無い。 「恭ちゃ〜ん」 「動くんじゃないっ」 「・・・すんません」 嬉しいねんけど・・・。 くっついても、躯抱き寄せたりしても怒られんのに、話し掛けんのはアカンねんな。 服の裾から手ぇ入れたいの我慢して、恭ちゃんのええ匂い満喫しとると、 耳掻きの感触が消えた。 「はぁ・・・よし、終わったぞ!」 ・・・めっちゃ嬉しそうやんなぁ。 「わ〜い!おおきに恭ちゃーん!」 解禁なったから、遠慮なく背中に手挿し入れると、 恭ちゃんの躯がビクンと派手に揺れた。 「あぁ・・ん、こらっ哲平・・!」 「恭ちゃんがキレイにしてくれたお蔭で、可愛え声もよう聴こえるわぁ」 「馬鹿なこと云ってないで離れろ!」 「いーやー!無理!!」 こんなお掃除モードやったら、何時でも大歓迎やんなー。 了
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